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イマーシブ体感!動き出す浮世絵展 あす19日開幕 鹿児島

MBC南日本放送 2024年7月18日 19時13分

あす19日から鹿児島市の黎明館で、「イマーシブ体感!動き出す浮世絵展」が開催されます。完成した場内から、見どころを伝えてもらいます。

私はいま「イマーシブ体感!動き出す浮世絵展」の会場にきています。西日本初開催となったこの展覧会、一足先に、気になる見どころを紹介していきます。

まず見て頂きたいのがこちら!実はこれ、本物の浮世絵!このように会場に貴重な浮世絵の数々が展示されているのも見所です。

そもそも「浮世絵」とは、おもに江戸時代に当時の日常風景や人気だった歌舞伎役者などを木版画で描いた芸術作品で、今のお金に換算すると500円ほどで買える、庶民にとって身近な存在でした。

こちらは歌川広重が描いた「六十余州名所図会 大隅 さくらしま」という作品です。

このように鹿児島を舞台にした貴重な浮世絵も展示されていて、当時の鹿児島の様子を浮世絵を通じて知ることができます。また、解説もあるので夏休みの自由研究のテーマにピッタリです。

そして、今回タイトルにもありますが浮世絵が「動き出す」のがこの展覧会の最大のポイント!

最先端の映像技術を駆使して浮世絵をデジタルアートとして作り上げたのが、この動き出す浮世絵展で、9つの部屋ごとに分かれた立体映像空間で、浮世絵の世界に没入できる体感型ミュージアムとなっています。

私はいるのは「雅」の部屋。こちらが富士山を模したオブジェで、葛飾北斎が描いた「冨嶽三十六景 凱風快晴」をモチーフにしています。

あす19日から開催の「イマーシブ体感!動き出す浮世絵展」は、19日は午前10時から開場、20日からは、午前9時開場です。

入場料金は、一般1600円、中高生1000円、小学生800円、未就学児は無料となっています。

この夏は、美しい浮世絵の世界を全身で体感してみては?
以上、19日開催の会場から中継でお伝えしました。

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