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来年引退の尾辻参院議員の後継に自民県議3人が出馬意向表明 県議団が一本化へ

MBC南日本放送 2024年7月19日 19時59分

参議院議長で鹿児島選挙区選出の自民党・尾辻秀久さんが来年、引退することを受け、自民党県議団の19日の会合で公認候補に立候補する意向を県議3人が表明しました。さらに1人が検討していて、県議団では候補者を今月中に一本化し、県連に推薦する方針です。

(自民党県議団 西高悟会長)「3人が立候補したいという意向を示し、1人が資金調達で動いている最中」

これは19日報道陣を入れず開かれた自民党県議団の会合で話し合われたものです。

参議院議長で鹿児島選挙区選出の自民党の尾辻秀久さん(83)は、今月、年齢や体力面から来年夏の参院選に立候補せず今期での引退を表明しています。

県議団の19日の会合で出馬の意向を表明したのは、鹿児島市・鹿児島郡区の柴立鉄平県議と、阿久根市・出水郡区の中村素子県議、薩摩川内市区の外薗勝蔵県議の3人で、あともう1人が出馬を検討していますが、複数の関係者によりますと鹿児島市・鹿児島郡区の藤崎剛県議だということです。

(自民党県議団 西高悟会長)「かねてから、地元で政治活動をしている県議がこれから国政に行って、県議会の状況も分かりながら、地域の声をいかに国会に届けていくのかというのは本当に大事な話。どうしても県議会から後任になっていただきたい」

後任候補は自民党員が条件で、県連は今月末まで申請を受け付けていますが、県議団の執行部では19日すでに3人に面談を行い、もう1人に対しては22日までに表明するかどうか報告を求めています。

その後、26日に聞き取りをし、29日にも総会を開いて候補者を一本化して県連に推薦する方針です。

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