鹿児島市の国道と市道の交差点で20日朝早く、横断歩道を渡っていた女性をタンクローリーではねて死なせたとして、運転していた60歳の男が逮捕されました。
過失運転致死の疑いで逮捕されたのは、姶良市脇元の会社員・上野孝浩容疑者(60)です。
鹿児島中央警察署によりますと上野容疑者は20日午前6時すぎ、鹿児島市鴨池2丁目の信号機のある国道と市道の交差点で、タンクローリーを運転し、国道を直進していたところ、横断歩道を渡っていた女性をはねた疑いが持たれています。女性は頭を強く打ち、その場で死亡が確認されました。
上野容疑者は、タンクローリーを運転し、姶良市から鹿児島市内にガソリンを積みに行く途中だったということで、警察の調べに「女性をはねて事故を起こしたことは間違いない」と容疑を認めています。
女性は身元がわかる所持品などがなく、警察は身元の確認を急ぐとともに、事故当時の詳しい状況など調べを進めています。