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銭湯で35年続く“氷風呂” 重さ17キロの氷を浴槽に「お客さんの笑顔をみたい」 鹿児島市

MBC南日本放送 2024年7月22日 19時43分

この1年でいちばん暑さが厳しいとされる「大暑」。猛暑をしのいでもらおうと、鹿児島市の銭湯では、氷風呂が提供されました。

創業107年を迎えた鹿児島市の温泉錦湯です。毎年、「大暑」にあわせて、水風呂に氷を提供しています。仕入れた17キロの氷の塊を6回にわけて浴槽に投入して、利用客に氷風呂を提供しました。

(子どもたち)「冷たい!どんどん寒くなってきた」「(動物に例えるとなに?)しろくま!ホッキョクグマ!」

水温22度だった水風呂が、氷を入れた後は…
(記者)「水温計は10度を指しています」

一気に12度も冷たくなり、訪れた客たちも猛暑で火照った体を冷やして楽しんでいました。

(出水市からの客)「出水の方からきました。調べて興味があったので」

(近所からの客)「冷たい。気持ち良いです」

今年で35年目を迎えた氷風呂は、「お客さんの笑顔をみたい」という代表の岩切さんの思いが込められています。

(錦湯 岩切純也代表)「ムスッとしたおやじでも、氷が入ってくる瞬間はみんなニコッとする。非日常を風呂で味わえたら。ほんとは毎日でもしたい」

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