ブドウの生産量が県内トップの薩摩川内市で、ブドウが出荷の時期を迎えはさみ入れ式がありました。
薩摩川内市は、栽培面積は霧島市の次ですが生産量がトップで、県内最大のブドウの産地です。47人の農家が18ヘクタールの農地で巨峰やシャインマスカット、クイーンニーナなどを作っています。
22日のはさみ入れ式は36アールの農園でブドウを栽培している樋脇町塔之原の高砂ぶどう園で行われ、市やJAの担当者らおよそ40人が集まりました。梅雨の時期雨が多かったものの、甘いブドウに仕上がってきているということです。
「おいしいです」
「ジューシーさが増して最高です」
(高砂ぶどう園・園主 伊地知香菜子さん・48)
「甘さは少し日数的には早いが順調に糖度はのっている」
「甘さで皆さんに喜んでもらえるような品種を作っている。おいしさを(ことしも)提供したい」
薩摩川内市のブドウは9月中旬まで全国に出荷され、生産量は200トンを見込んでいます。