鹿児島県のさつま町で、これからシーズンを迎えるブドウの収穫祭が開かれました。
さつま町広瀬の福岡観光農園の収穫祭には、近くの保育園の園児ら合わせておよそ30人が参加しました。
さつま町では40年以上前からブドウが栽培されていて、現在は9人の農家が合わせて2.7ヘクタールで、巨峰の仲間ブラックオリンピアやシャインマスカットなど主に6つの品種を栽培しています。
ブラックオリンピアは他の品種と比べ早く出荷ができ、酸味が少なく甘いのが特徴で、23日は園児らが1房ずつ収穫したあと、おいしそうに味わっていました。
(園児)「おいしかった、甘かった」「皮がしゃきしゃきしてて、中(果肉)もぷにぷにしてた」
(さつま町ブドウ振興会 福岡喜一郎会長)「特にこのブラックオリンピアは味が良い。親戚の人や友達など、どんどん贈っていただきたい」
さつま町のブドウは9月上旬頃まで収穫が続き、およそ30トン、生産額は4500万円程度を見込んでいます。