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“農家がつくる生ドーナツ”専門店、鹿児島市にオープンへ 野菜の生産・加工・販売まで…狙いは?

MBC南日本放送 2024年7月24日 19時24分

とろけるような食感で若者を中心に人気の「生ドーナツ」の専門店が、鹿児島市に今月27日オープンします。材料となる野菜の生産から加工、販売まで、「農家がつくる生ドーナツ」の狙いを取材しました。

イチゴや抹茶など、かわいらしい見た目の生ドーナツ。

今月27日オープン予定の生ドーナツ専門店「TRUFFLE DONUT(トリュフ・ドーナツ)」。オープンを前に24日、店内が公開されました。

「TRUFFLE DONUT(トリュフ・ドーナツ)」は、鳥取に本店があり、鹿児島は2店舗目です。プレーンやイチゴクリームなど7種類のドーナツをテイクアウトで購入できます。

(記者)「いただきます。生地はふわっとしてモチモチ、クリームも合わさってとろける、まさに生食感のドーナツです」

この生食感の秘訣が、生地に練りこまれた「カボチャ」。開聞岳の麓で野菜を生産する「指宿やさいの王国」が栽培したカボチャを使っていて、店の経営もフランチャイズで担っています。

野菜を「生産」する1次産業、「加工」の2次産業、「販売」の3次産業までをかけ合わせた、いわゆる「6次産業化」を実現。その狙いは、自分たちで育てた野菜を使うことによる材料の安定調達と、地域の活性化です。

(TRUFFLE DONUT鹿児島店 松野下翔店長)「鹿児島でつくっている作物を鹿児島の人に届けたいという思いがある。与次郎のお店を旗艦店にして、自社の取り組みを発信したい」

「TRUFFLE DONUT(トリュフ・ドーナツ)鹿児島店」は今月27日オープンで、今後、地元産の野菜を使った商品を増やす予定です。

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