小学生と中学生を対象にした全国学力調査の結果が29日に公表されました。鹿児島の正答率は、小学生が国語で全国平均を上回り、それ以外は全国平均を下回りました。
全国学力調査は今年4月に行われ、県内では公立小中学校の小学6年生と中学3年生2万6237人が参加しました。
県教委によりますと、小学生は▼国語の平均正答率は69%で全国平均を1.3ポイント上回り、▼算数は62%で1.4ポイント下回りました。
中学生では▼国語が56%で全国平均より2.1ポイント下回り、▼数学も50%と2.5ポイント下回りました。
また、児童・生徒への調査で、「授業でパソコン・タブレットなどをほぼ毎日使用した」と答えた割合は、小学生が31%、中学生が31.6%と、ともに全国平均を上回りました。
(県教育委員会 水島淳義務教育課長)「子ども自らがより主体的に学習を進めることができるように、指導・助言を引き続きしていきたい」
県教委は今後、調査結果をさらに分析し、10月に公表することにしています。