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自民県議団 外薗勝蔵県議(72)を参院選公認候補に推薦へ 鹿児島

MBC南日本放送 2024年7月29日 19時55分

来年夏に行われる参議院議員選挙に向けての動きです。自民党県議団は、鹿児島選挙区での公認候補者として、外薗勝蔵県議を党県連に推薦することを決めました。

定数1の参院選鹿児島選挙区は、参議院議長で自民党の尾辻秀久さん(83)が今期限りでの引退を表明していて、自民党党県連では公認候補者を公募で決めることにしています。

こうした中、自民党県議団では、県議の中から公認候補者を県連に推薦することにしていて、鹿児島市・鹿児島郡区の柴立鉄平県議、阿久根市・出水郡区の中村素子県議、薩摩川内市区の外薗勝蔵県議、それに鹿児島市・鹿児島郡区の藤崎剛県議の4人が名乗りをあげていました。

29日に開かれた県議団総会では、藤崎県議が「過半数を上回る得票が見込めない」として辞退したものの、一本化に至らず、自民党の県議34人による投票が行われました。

関係者によりますと、外薗県議が過半数の18票を獲得。中村県議が11票、柴立県議が5票でした。

外薗県議は薩摩川内市出身で、72歳。1999年の県議選で初当選し、県議会議長や県連幹事長などを務め、現在7期目です。

(外薗勝蔵県議)「県議団が一つになって推挙してもらい、ありがたい。精一杯、全力で団の皆さんの思いも含めて頑張りたい」

県連では31日まで公認候補の申請を受け付けていて、これまで4人がすでに届出ているということです。このほか、元参議院議員の園田修光さん(67)も立候補の意向を示しています。

自民党県連では今後、県選出の国会議員らを含む執行部役員などで候補者を一人に絞り、党本部に推薦することにしています。

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