来年夏の参院選・鹿児島選挙区で、尾辻秀久参院議長が今期限りでの引退を表明しています。三女で秘書の尾辻朋実さんが、後継候補としての出馬を目指し、自民党県連が公募している公認候補予定者への申請を30日朝行いました。
自民党県連を30日朝訪れ公認候補予定者への申請を済ませたのは尾辻朋実さん(43)です。尾辻さんは今期限りでの引退を表明している参院議長で自民党の尾辻秀久さんの三女で、議長秘書を務めています。
尾辻さんはMBCの取材に対し「女性の社会進出が進んだ中で、現場で命を預かっている保育と介護の充実のため、待遇改善が急務。社会保障制度を人口減少の中でどう守るか。先輩たちに教わりながら学びたい」と抱負を述べました。
来年夏の参院選・鹿児島選挙区を巡ってはこれまでに、元参院議員の園田修光さん、29日県議団で一本化した外薗勝蔵県議らが名乗りを上げ、すでに県連に郵送された分や30日朝の尾辻さんもあわせて8人が立候補の意向を示しています。
県連では、31日まで公認候補を受け付けており、今後、県選出の国会議員を含む執行役員らで一人に絞り、党本部に推薦する方針です。