鹿児島県の阿久根市と長島町の間の黒之瀬戸海峡で見つかった死んだクジラの処理作業が、30日から始まりました。
阿久根市と長島町の間の黒之瀬戸海峡で今月26日、クジラが漂流しているのが見つかり、その後、死にました。
かごしま水族館の調査によると、体長およそ14メートル、重さおよそ30トンのマッコウクジラで、腐敗が進み悪臭がしていることから長島町が処理を進めています。
30日午後、満潮に合わせてダイバーがクジラを網で固定し、台船で移動させる作業が行われました。およそ3キロ南の長島町山門野にえい航され陸揚げし、採石場跡地に埋める予定です。
かごしま水族館は、クジラの死因などを調べることにしています。