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来夏参院選へ…尾辻参院議長の三女・朋実さん 元参院議員・園田修光さんが名乗り 自民党県連の公認候補者を申請

MBC南日本放送 2024年7月30日 20時11分

来年夏の参議院議員選挙に向けて、自民党県連は鹿児島選挙区での公認候補者を公募しています。30日は、尾辻秀久参院議長の三女・尾辻朋実さんと、元参議院議員の園田修光さんが申請しました。

定数1の参院選鹿児島選挙区は、参議院議長で自民党の尾辻秀久さん(83)が今期限りでの引退を表明していて、党県連では公認候補者を公募で決めることにしています。

30日は、尾辻さんの秘書を務める三女の朋実さん(43)が公認候補予定者への申請をしました。大手商社や法律事務所での勤務を経て、2019年から父親の秘書を務めています。

(尾辻朋実さん)「女性の社会進出が進む中で、男女ともに家庭と社会での仕事の両立が求められる時代になっている。保育と介護の充実、それから現場で命を預かっている方々の待遇改善は急務。父が残している課題を引き続き努力していきたい」

また、30日は元参議院議員の園田修光さん(67)も申請を行いました。県議を2期8年、国政では参議院議員と衆議院議員を合わせておよそ10年務め、党県連の顧問を務めています。

(園田修光さん)「中央と地方の格差の是正には国で政策をつくっていかないと。教育、特に社会保障の分野では、国が指導をしてやっていかないといけない。そういう政策をもう一回やらせていただきたい」

来年夏の参院選・鹿児島選挙区をめぐっては、今月29日、県議団で一本化した外薗勝蔵県議らが名乗りを上げていて、午後4時までに8人が立候補の意向を示しています。

県連はあす31日まで公認候補の申請を受け付けていて、今後、県選出の国会議員らを含む執行役員などで一人に絞り、党本部に推薦することにしています。

一方、野党も候補者の選定に向けた動きもみられ、立憲民主党と国民民主党の支持母体である連合鹿児島は「擁立に向け、候補者を探している」としています。

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