鹿児島市立美術館で開かれている洋画家・黒田清輝の特別企画展に合わせ、黒田が滞在したフランス・グレー市の関係者が塩田知事を表敬訪問しました。
表敬訪問したのはフランス・パリ郊外在住で美術館や史跡などを案内している鹿児島市出身のモアンヌ前田恵美子さんと、グレー市にある芸術家協会のネリー・ジュムラン会長ら合わせて6人です。
グレー市には「日本近代洋画の父」と呼ばれる黒田清輝の名前を付けた通りがあるほか、鹿児島の美術留学生が描いた作品が市役所に展示されるなど鹿児島とのつながりも深いといいます。
表敬訪問を受けた塩田知事にはグレー市のベドッサ市長からの手紙や、市の紋章が入ったメダルなどが贈られました。
(フランス・グレー市 世界の果ての芸術家協会 ネリー・ジュムラン会長)
「鹿児島に来るフランス人学生との交換留学もあり得る。鹿児島を発見することは、すでに行われている交流を継承する最善の方法」
(鹿児島市出身 モアンヌ前田恵美子さん)
「規模を広げてつないでいくことは、とても大事なこと。ぜひそうあってほしいと思う」
特別企画展は9月1日まで開かれています。