鹿児島市の認定こども園で今年6月、当時、保育士だった女が園児を切りつけた事件を受け、鹿児島市は再発防止に向けて第三者委員会を設置すると発表しました。
この事件は鹿児島市の認定こども園で今年6月、当時保育士の笹山なつき被告が2歳の男の子の首を、カッターナイフで切りつけたとして、殺人未遂の罪で起訴されたものです。
笹山被告は別の女の子の顔を家具に打ちつけたとして傷害の罪でも起訴されています。
こうした中、鹿児島市の下鶴市長はきょう1日の定例会見で、原因の分析や再発防止策を提言してもらうため、弁護士や保育関係団体などの代表ら有識者でつくる市独自の第三者委員会を設置すると発表しました。
市は来月、第三者委員会の初会合を開いて再発防止に向けた提言を年度内に取りまとめてもらい、市内の保育施設に共有することを目指しています。