今月15日は戦後79年の終戦の日です。それを前に鹿児島市で3日、戦争経験者の体験を語り継ぐ講演会がありました。
この講演会は、先の太平洋戦争の体験者が少なくなる中、終戦の日を前に夏休み中の子どもたちに戦時中の暮らしや経験を知ってもらおうとウェブメディア「てのん」が初めて開いたものです。3日は親子連れなどおよそ30人が参加しました。
講演ではこれまで「てのん」が取材した80代から90代の戦争経験者30人の体験談のほか、鹿児島市出身で「てのん」編集室の岩元英代さんが母・チエさん(91)から聞いた薩摩川内市で過ごした際の戦時中の教育や空襲体験を話しました。
(参加者)
「戦争は二度としてはいけないと伝えていきたい」
「今後(戦争を)しちゃいけないということを周りに伝えられる人間になってほしい」
(てのん 岩元英代さん)「戦争は二度としてはいけないと自分自身は思う。周りの人たちにもその気持ちを伝えていってほしい」