鹿児島市電は3日午後に起きた脱線事故の影響で、減便しての運行が続いていて、利用客に影響が出ています。
3日午後、鹿児島市電の鹿児島駅前電停で停留場に入ろうとした市電が脱線しました。
代替バスを運行させるなどして4日朝までに復旧しましたが、現在も調査のために2番と3番ホームは使えない状態となっています。
この影響で市電は、およそ100便減らした土曜日のダイヤで運転をしています。
鹿児島駅前の市電乗り場は、通勤通学の時間帯は電車を待つ人が多く見られました。
(専門学生)
「(ここまで)バスの時間を1つ早めて来ました。通学に影響するから大変だなと」
(会社員)
「本数が減るため不便を感じている。いち早く戻ってもらうと助かる」
鹿児島市交通局は脱線の原因を調査中で、通常運転に戻るめどはたっていません。