鹿屋市の1歳の女の子が腸管出血性大腸菌「O103」に感染したことが分かりました。「O103」の感染確認は今年、鹿児島県内2例目です。
腸管出血性大腸菌O103の感染が確認されたのは、鹿屋市に住む1歳の女の子です。
県によりますと、女の子は38度を超える発熱や血便などの症状があり、先月30日に医療機関を受診して、O103に感染していることが分かりました。県内で今年2例目です。
女の子は快方に向かっていて、鹿屋保健所が感染経路などを調べています。
O157やO103などの腸管出血性大腸菌に感染すると、下痢や激しい腹痛、おう吐などの症状があらわれます。
県は食中毒は気温が高い今の時期に発生しやすいとして、手洗いや食材の管理に注意するよう呼びかけています。