串木野海上保安部は7日、鹿児島県いちき串木野市の串木野漁港で、係留中の巡視船から油が抽出したと発表しました。油は拡散させたため、現在は海上で確認されていないということです。
串木野海上保安部によりますと、7日午前0時すぎ、いちき串木野市の串木野漁港で、係留中の巡視船「とから」から「出港準備でエンジンを始動させたところ、潤滑油が海上に流出した」と串木野海上保安部に報告がありました。
油は一時、漁港内で数百メートルの広さで広がりましたが、巡視艇などで航行して拡散させ、午前11時ごろまでに消滅したということです。
7日午後1時時点で、海上で油は確認されていないとしています。
串木野海上保安部は、油が流出した原因を調べています。