高校野球「夏の甲子園」は、大会4日目。初戦を迎えた鹿児島県代表の神村学園は、終盤に猛攻を見せ勝利、2回戦進出を決めました。
神村学園は、千葉代表・木更津総合と対戦。試合は序盤から、取っては取られのシーソーゲームに。
(記者)「6階回終わり3対3の同点。神村学園、終盤での勝ち越しなるか」
同点で迎えた7回表、先頭バッターに3ベースヒットを許すと、犠牲フライで1点を勝ち越されます。
それでもそのウラ。1アウト2塁から、2番・入耒田のタイムリー2ベースで同点に。なおも逆転のチャンスで3番・今岡。
代わったピッチャーの初球をとらえタイムリー3ベース。逆転に成功すると、この回さらに2点を追加しリードを広げます。
最終回もマウンドに上がった先発の今村。「疲れはあったが、心のスタミナは切れなかった」と、147球の力投を見せ完投。
神村学園が8対5で接戦を制し、2回戦進出をきめました。
(神村学園・逆転タイムリー 今岡拓夢選手・2年)「入耒田が繋いでくれたので、技術ではなく気持ちで打った」「ベンチのみんなが喜んでガッツポーズしてくれたのでうれしかった」
次の試合は、大会9日目の第1試合、愛知の中京大中京と対戦します。