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日向灘での地震以降 霧島連山の火山性地震が増加 4日間で約600回 気象台「突発的な噴出の可能性ある」

MBC南日本放送 2024年8月12日 1時19分

霧島連山の韓国岳付近では8月8日に発生した日向灘を震源地とする地震以降、火山性地震が増加していて、気象台は火山活動に特段の変化はないものの突発的な噴出の可能性があるとしています。

鹿児島地方気象台によりますと、霧島連山の韓国岳付近では8月8日に発生した日向灘を震源地とする地震以降、火山性地震が増加していて8日に38回、9日に300回、10日に93回、11日に161回と、4日間であわせて592回観測されています。

このうち11日午前2時半ごろに発生した地震では宮崎県小林市で震度1を観測しました。

地下のマグマや火山ガスの動きなどの火山活動に関連して発生する火山性微動は確認されておらず、火口や噴気などの状況に特段の変化は見られないということです。

気象台は「8日の日向灘を震源地とする地震と火山性地震の増加の関連については不明」としていて、地震活動に伴う火山活動の変化は認められないとしています。

霧島連山の硫黄山や新燃岳、御鉢、大幡池では噴火警戒レベル1の「活火山であることに留意」が継続していて、気象台は突発的な噴出現象に留意するよう呼びかけています。
 

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