岸田総理大臣は14日、来月行われる自民党総裁選に出馬しないことを表明しました。今後、新総裁が選ばれた後、総理を退任することになります。
突然の“退任表明”に、街では驚きの声などがあがりました。
(岸田総理の会見)
「自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くこと。来たる総裁選には出馬しない」
岸田総理は14日午前、官邸で会見を開き、来月行われる自民党総裁選に出馬しないと表明しました。不出馬の理由については、裏金事件をめぐり「身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かっていきたい」と述べました。
(30代・自営業)「びっくりしました。それしかないです」
(70代・自営業)「(Q.退任を表明したが?)岸田さんが?影の薄い人だった」
(30代・会社員)「支持率も低かったので当然かな」
(80代・主婦)「あまり気取らないし、私は良いと思っていたけど」
(30代・会社員)「(裏金問題など)お金の面であまりいいイメージがなかった」
次の総裁に求めることを聞くと。
(30代・会社員)「思い浮かぶ人がいない」
(40代・パート)「もう少し若い人がいい」
(30代・小売業)「リーダーシップがあって、クリーンなイメージの人になってほしい」
(30代・会社員)「国民のことをよく考えてくれる人がいい」
(70代・会社役員)「中間層のことを重視する、実行力のある人」
自民党総裁は来月30日が任期満了で、来月下旬に総裁選が行われる見通しです。