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自由研究まだ間に合う!「長さで音が変わる」「斜めの柱で頑丈になる」理科の醍醐味知って

MBC南日本放送 2024年8月16日 20時3分

夏休みもあと2週間あまり、宿題で気になるのが自由研究です。まだ間に合うおすすめの自由研究を専門家に聞きました。

(小学6年生)「(自由研究は)出ました。やりました。調べるのが難しい時もある」

Q.自由研究の宿題は?
(小学3年生)「出てます。やってません。困っている」

(中学1年生)「やってません。優しく教えてくれる人がいればいい」

追い込まれ始めた子どもいる中、訪れたのは鹿児島大学理学部。秦浩起准教授です。

Q.まだ間に合いますか?
(鹿児島大学 秦浩起准教授)「まだ間に合います。大丈夫です」

(鹿児島大学 秦浩起准教授)
「1個目は音の鳴る実験。パイプのようなものが家にあると思う。最も身近なのはラップの芯」

(鹿児島大学 秦浩起准教授)
「鼓のように鳴らします。カットして、短くすると音が高くなる」

音の高さを測るスマホのアプリを使うと、最初の音は「ド#」2つ目は「ラ」3つ目は1オクターブ高い「ファ」が出ます。確かに音が高くなりました。

(鹿児島大学 秦浩起准教授)
「小学生にも身近なものではリコーダー。穴を塞いだり開いたりして筒と同じ原理で音の高さを変えられる」

(鹿児島大学 秦浩起准教授)
「地震と関係のある実験をします。箱・100円玉を準備しました。何枚乗るでしょう?」

(鹿児島大学 秦浩起准教授)
「1枚乗りました。2枚目を乗せます」

(鹿児島大学 秦浩起准教授)
「角から角に斜めに柱を1本入れてみました。筋交いといいます。何枚乗るでしょう」

(鹿児島大学 秦浩起准教授)
「たった1本の柱・筋交いを入れることでこんなに強くなる」

(鹿児島大学 秦浩起准教授)
「耐震設計として斜めに柱がついている。建物を強くしている」

(鹿児島大学 秦浩起准教授)
「身の回りの物を科学の目で見てみたり、楽しんでみたりすると世界を見る見方が変わってくるのではないか」

夏休みもあと2週間余り。自由研究で理科の醍醐味を堪能してください。

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