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「文化や生活の違い受け入れること大事」カンボジアに派遣の中高生が報告会 県青少年国際協力体験事業 鹿児島

MBC南日本放送 2024年8月17日 17時51分

東南アジアのカンボジアで先月、ホームステイした県内の中学・高校生が体験を報告しました。

この事業は「県国際交流協会」など3つの団体が主催し、県内の中高生にアジアの開発途上国でのホームステイなどを通じて国際協力に対する理解を深めてもらおうと1991年から行われているものです。

ことしは県内の12歳から17歳までの16人が先月21日から28日まで7泊8日の日程で東南アジアのカンボジアに派遣されました。

17日の報告会ではアンコールワットで知られる都市、シェムリアップのまちでのホームステイの様子やJICAのボランティア活動を視察したことなどを発表しました。

(鹿屋東中学校2年 今村莉亜那さん)「私たちのホームステイ先は、村全体が仲の良い家族のようで、子どもが多い村だった。近所の子どもたちが自由に色々な家を出入りしていて、ホームステイ初日は誰が私のホストファミリーか分からないぐらいだった」

(川辺高校3年 中村龍心さん)「きょうからここで数日間過ごすと考えたら気が重くなったのは今でも覚えている。でも自分は『カンボジア人』だとの(イメージで)気持ちを切り替えたら、気づいたら何もかも受け入れられるようになっていた」

東南アジアの異なる文化や生活に触れた子どもたち貴重な7泊8日だったと振り返っていました。

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