鹿児島市の南九州自動車道の鹿児島西インター付近で19日夕方、高校生を乗せたバスなど3台が絡む事故があり3人が軽いけがをしました。
県警高速隊によりますと19日午後6時前、鹿児島市田上8丁目の南九州自動車道の鹿児島西インター付近で「バスが車2台に追突した」と大型バスの運転手から110番通報がありました。
追突された軽乗用車に乗っていた77歳の男性と乗用車に乗っていた40代の男女が首などに軽いけがをして病院に搬送されたということです。2台は当時、渋滞のため停車していました。
大型バスは鹿児島情報高校のスクールバスで、鹿児島市郡山町であったバスケットボールの大会から学校に帰る途中だったということです。乗っていた生徒23人と運転していた男子バスケットボール部副顧問の44歳の男性教員にけがはありませんでした。
高校によると、男性教員は「前の車が止まったのに気付き、ブレーキを踏んだが、間に合わなかった」と話しているということです。
鹿児島情報高校の栗毛野信一副校長は「このようなことが二度と起こらないよう指導を強化したい」とコメントしています。