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全国ワーストの交通渋滞改善目指し 県交通渋滞対策協議会 鹿児島

MBC南日本放送 2024年8月22日 19時9分

全国ワーストとされる鹿児島の渋滞対策を進める協議会が開かれました。123ある主要渋滞箇所の緩和を進めているものの、依然、解消にはつながっていないとしています。

県交通渋滞対策協議会は、国の鹿児島国道事務所などが開いたもので、国や市、県警などから22人が出席しました。

県内の一般道では現在、123か所が渋滞が多く発生する主要渋滞か所に選定され、対策が進められています。22日はそのうち、対策の現状を先月調査した姶良市の国道10号・脇元合流部などについて検討しました。

(記者)「国道10号のこちら合流部分では、新たにラバーポールが設置され、路面標示を入れ、車が合流しやすいようになっています」

この合流部では、ラバーポールと路面標示を2年前までに設置し、先月の調査で渋滞が緩和されたことは確認されましたが、依然、渋滞が続いているとして、協議会では経過観察としました。また、来年度までに対策を進める6か所についても説明がありました。

(鹿児島国道事務所 竹下卓宏所長)「渋滞は緩和はしている。まだ解消までは至っていないけれど、いろいろなところで緩和はしているので、公共交通機関への利用促進を行うことで、車の台数を減らしたり、時差出勤とか通勤時間帯を変えてもらうことで、緩和に努めていければ」

協議会では秋以降、再び会合を開き、来年度以降の取り組み案について検討する方針です。

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