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台風10号で被害 奄美市で男性が骨折 鹿児島市では街路樹倒れる 喜界町では倒木・船が転覆も

MBC南日本放送 2024年8月28日 19時7分

台風10号の影響で奄美市や薩摩川内市などで4人がけがをしたほか、鹿児島市でも道路わきの木が倒れる被害が出ています。

喜界町の港です。複数の漁船が転覆しています。

県によりますと、喜界町では県道・浦原喜界空港線の道路わきの木が倒れ、27日から通行止めになっています。喜界町では住宅の屋根がはがれたり外壁や塀が崩れたりする被害が複数起きているということです。けが人も出ています。

奄美市によりますと27日夜、市内で離れて住む家族を訪ねた60代の男性が、訪問先の敷地内で、風にあおられて転倒し、右太ももを骨折するけがをしました。

大和村大棚集落では27日夜から停電が続き、商店では28日も懐中電灯の明かりで営業を続けました。

(大棚商店 前田清和社長)
「冷凍庫もだいぶ溶け始めているので、きょう中に復旧しないと廃棄になる」

県本土でも被害やけが人が出ています。

県によりますと、台風の影響で薩摩川内市で2人、指宿市で1人が、自宅の屋根から転落するなどで軽いけがをしたということです。

(記者)
「強風の影響か、街路樹が根元から折れている」

鹿児島市の鹿児島西警察署前では、幹の太さが50センチほどはあろうかという街路樹が根元から折れました。警察によりますと、けが人はいなかったということです。

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