県や消防などからこれまでに入っている台風10号による被害の情報です。
鹿児島市の七ツ島岸壁で28日、波や風が強い中、係留中の船が沈み、乗っていた福岡県の男性船長（64）が行方不明となっています。
さつま町湯田では、28日午前11時ごろ、台風対策で自宅の屋根に上っていた男性（84）が足をすべらせ地面に転落し、頭などに大けがをしました。
奄美市では、60代男性が風にあおられて転倒し、右足の骨を折る大けがをしました。
そのほか、庭で強風にあおられるなどして県内では、薩摩川内市で2人、指宿市で2人、南種子町で1人のあわせて7人がけがをしました。
住家の被害では、龍郷町で28日、強風で屋根や雨どいなどが壊れるなど、一部破損の被害が24棟で確認されています。このほか喜界町では28日、住宅の屋根がはがれたり外壁や塀が崩れたりする被害が複数起きているということです。