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台風10号 鹿児島県最接近の時間帯 気象予報士解説

MBC南日本放送 2024年8月29日 8時0分

台風10号、8時の推定位置は薩摩川内市付近にあって時速15キロの速さで進んでいます。

非常に強い勢力で、鹿児島県本土、特に北摂付近、今最接近の時間帯です。
風速25メートル以上の暴風域に薩摩大隅地方、そして三島村がまだ一部入っているかなというところです。

台風はこの後も北上します。
今日午後6時には強い勢力で長崎県の雲仙付近、そしてその後明日の朝6時には大分県の別府市の西北西を中心とする予報円へ進む見込みです。

雨雲の様子です。

台風の北上に伴って活発な雨雲が県本土付近、広い範囲にかかりました。
今朝5時15分頃に薩摩地方で線状降水帯が発生。この時間は北薩に活発な雨雲がかかっています。

降り始め、26日正午からの雨量は田代や肝属前田で550ミリを超え、鹿児島でも200ミリ近くなっています。
特に昨日今日で雨量が多くなっています。

今後の予想量です。

いずれも多い所で今日は1時間雨量は薩摩・大隅地方70ミリ、明日朝にかけての24時間に600ミリの見込みです。
薩摩・大隅、種子島、屋久島地方では、明日午前中にかけて線状降水帯発生の恐れがあります。

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