台風10号被害 1人行方不明・21人けが・24棟一部損壊 鹿児島

各地で被害が相次いでいます。
鹿児島県内ではこれまでに21人がけがをしています。
また広い範囲で停電が発生しています。

鹿児島市七ツ島では係留中の船が沈み、乗っていた福岡県の64歳の男性船長が行方不明となっています。
さつま町では台風対策で屋根に上っていた84歳の男性が地面に転落し、頭などに大けがをしました。
また奄美市では、60代男性が風にあおられて転倒し、足の骨を折る大けがをしています。
県内では、あわせて21人がけがをしました。

また枕崎市では、工場の壁が崩れたり、屋根瓦が飛ばされたほか、奄美大島・龍郷町でも一部破損の被害が24棟で確認されています。

九州電力によりますと、午前10時時点で、県内ではおよそ21万2000戸で停電が発生しています。