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鹿児島港の身元不明遺体 台風10号接近中に沈没した船の船長(64)と判明

MBC南日本放送 2024年9月2日 20時40分

鹿児島市の港で先月29日、海中で見つかった遺体について、鹿児島海上保安部は、行方不明になっていた64歳の男性と判明したと発表しました。

鹿児島海上保安部などによりますと、鹿児島市七ツ島2丁目の港で先月29日、海中から1人の遺体が見つかりました。

海保が身元の特定を進めていましたが、DNA鑑定の結果、亡くなったのは福岡県北九州市に住む「第八神佑丸」の船長・潟岡英行さん(64)と判明しました。死因は外傷性ショックでした。

潟岡さんは、遺体で見つかる前日の先月28日夜、乗っていた係留船が沈没し、海に転落したのが目撃されていました。当時、現場の海は台風10号の影響で荒れていて、海保は天候の回復を待って捜索し、潟岡さんを発見しました。

海保は今後、沈んだ船を引き上げるとともに、潟岡さんが海に転落した詳しい経緯などを調べる方針です。

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