十島村の諏訪之瀬島の御岳がきのう5日は14回、きょう6日もこれまでに4回噴火しました。
鹿児島地方気象台によりますと、諏訪之瀬島の御岳は、5日午後11時18分ごろ、噴火があり、噴煙が火口から1500メートルの高さまで上がりました。
このほかにも噴火が相次ぎ、きのう5日は、あわせて14回、噴火しました。
6日も午前5時台に、立て続けに4回噴火し、最高で火口から1700メートルの高さまで噴煙が上がりました。
5日から6日昼までに合わせて18回噴火していますが、気象台は「想定している範囲の火山活動」としています。
諏訪之瀬島では噴火警戒レベル2の火口周辺規制が継続していて、気象台は、火口からおおむね1.5キロの範囲で噴火に伴う弾道を描いて飛ぶ大きな噴石に警戒を呼びかけています。