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バナナにも鳥刺しにも合うオリーブオイル…県内一のオリーブ産地・日置市で国内最速の収獲祭

MBC南日本放送 2024年9月9日 19時34分

県内一のオリーブの産地・日置市で9日、国内で最も早い収穫祭が開かれました。

鹿児島県日置市は、2013年度から地域活性化などを目的にオリーブの栽培事業に取り組んでいます。現在、140人の生産者が7700本を栽培していて、実を搾ったオリーブオイルは、青いバナナのような甘みを感じられるのが特徴です。

日置市では、他の産地と比べて1か月ほど早い9月上旬から収獲していて、今年も収穫が始まっています。

9日は地元の湯田小学校の4年生を招いて、日本一早いオリーブの収穫祭が開かれ、児童らがオリーブの実を一粒ずつちぎりました。

(児童)「楽しかった」「自分でとれるところが楽しい」「40個ぐらい(収穫した)」

9日は、今シーズンとれたばかりの実を搾った初しぼりのオリーブオイルを、日置市特産の月日貝のほか、バナナにかけて試食していました。

(児童)「オリーブオイルが甘くなっていて、月日貝と相性が合っていた」
「バナナの甘みとオリーブオイルの風味がしっかり混ざっておいしかった」

市によりますと、春の長雨や台風10号の影響で、ことしの収獲量は1.4トンと、去年の3分の1ほどになる見通しですが、品質に問題はないということです。

(鹿児島オリーブ 水流一水社長)「摘んでもらったオリーブはとてもいいオリーブで、香りもとてもいいものに仕上がっている。新鮮で地元で獲れたオリーブオイルを味わってもらいたい」

収獲は来月中旬までで、11月1日から県内の店やネットで販売されます。

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