長崎の味や工芸品を集めた物産展が、11日から鹿児島市の山形屋で始まりました。35回目を記念した商品も登場しています。
ジューシーなパティを挟んだハンバーガーに、中国のお菓子・月餅、そして長崎名物のカステラ。
今回で35回目を迎えた山形屋の長崎物産展です。43社のおよそ1100品が販売されています。
こちらは、初出店の佐世保市・丸富水産の干物です。脂の乗ったマアジに柚子果汁をたっぷり使い、さっぱりとした塩干しのアジを販売しています。
(丸富水産 榊和也専務)「長崎は獲れる魚種が日本で一番多い。いろんな魚に合わせた味付けをしている。一番おいしい時期の魚を冷凍して作っているので、年間通しておいしくできている」
島原市からは創業98年の西善製菓舗が出店。山の湧き水を使って練ったあんこをカステラで巻いたオリジナルの和菓子「舞岳巻」を実演販売しています。
(レポーター)「あんこがとてもなめらかで、甘さも控えめですが、巻いてあるカステラ生地とあわせるととてもおいしい」
(来場者)「初めて来た。“よりより”を(買った)」
(来場者)「茶席でちゃんぽんを食べたが、すごくおいしかった。買ったのはカステラと有名なところのものを」
また、今回は35回を記念して、長崎の和牛を使ったオリジナルの佐世保バーガーを1日30個限定で販売しています。
(長崎県物産振興協会流通事業部 松田清高課長)「修学旅行などで鹿児島の人がよく長崎に来ていることも聞いている。そういうご縁を楽しみにしている。お客さんもたくさんいるので、非常に喜んでいる」
長崎物産展は今月17日まで開かれています。