鹿児島市の工事現場で11日午前、作業員が重機に挟まれる事故があり、男性1人が意識不明の重体で病院に搬送されました。
警察と消防によりますと、鹿児島市喜入中名町指宿スカイラインの樋高展望台近くの工事現場で11日午前10時ごろ、「重機が横転して人が挟まっている」と工事関係者から119番通報がありました。
消防がかけつけたところ、作業をしていた50~60代とみられる男性1人がおよそ3メートル掘り進めた穴の中で、小型重機と土壁との間に挟まれた状態で見つかったということです。
男性は意識不明で、病院に運ばれ、手当を受けています。
現場は、橋脚の基礎工事中で、当時、小型重機を使い掘削作業が行われていて、この掘った穴の中で作業員が重機に挟まれたと見られています。
警察や消防が当時の詳しい状況を調べています。