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台風13号発生 今後の進路は 気象予報士解説

MBC南日本放送 2024年9月11日 18時29分

台風13号が発生しました。今週土日に奄美、沖縄に直撃するおそれがあります。今後の進路などについて、亀田気象予報士の解説です。

台風13号は、14日土曜日に奄美地方に最も接近し、直撃するおそれもあります。

台風13号の雲の様子です。奄美大島からは南東方向へ2000キロ離れたマリアナ諸島付近にありますが、中心付近の雲がまとまりつつあります。

今後の進路予想です。台風13号は11日午後3時の観測によりますと、北西に時速20キロで進んでいます。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートルです。

台風はこの後、台風の中心付近を進んだ場合、奄美地方は14日土曜日の昼前に強風域に入り、同じく14日土曜日の深夜に最も接近し、直撃するおそれがあります。

奄美地方に接近することになった場合、中心付近の風速も35メートルと、強い台風となって最大瞬間風速も50メートルになりそうです。50メートルの風と言いますと、走行中のトラックが横転するほどの猛烈な風です。

14日の雨と風の予想です。台風の北上によって、雨雲のかたまりと東寄りの暴風が吹き荒れる予想です。高波にも警戒が必要です。

そして、この台風が進む海域は海水温が高く、台風の発達する条件が整っています。奄美地方にお住まいの方は早めの準備が必要です。

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