沖縄県石垣市の石垣港で11日夜、停泊していた奄美海上保安部所属の巡視船「あまぎ」船内で火事がありました。乗組員にけが人はいないということです。
第11管区海上保安本部などによりますと、11日午後10時半ごろ、第10管区海上保安本部、奄美海上保安部所属の巡視船「あまぎ」の乗組員から「火災警報が鳴って、機関室から煙が出ている」と石垣海上保安部に通報がありました。
消防車両が駆け付け、およそ2時間半後の12日午前1時過ぎに鎮火したということです。
出火当時、船内には20～30人ほどの乗組員が乗っていたということですが、けが人はいませんでした。
巡視船「あまぎ」は、十管本部に5隻配備されているPL型と呼ばれる巡視船のひとつで、全長およそ90メートル、総トン数1300トンです。
「あまぎ」は、業務のため、11日夜、石垣港に停泊していたということで、消防が出火の原因を調べています。