Infoseek 楽天

台風13号「バリバリと聞こえ、屋根がやられた」奄美で住宅被害相次ぐ…1万戸超で停電続く 鹿児島

MBC南日本放送 2024年9月15日 11時56分

奄美地方は台風13号の暴風域から抜け、台風は遠ざかりつつあります。引き続き、土砂災害、強風などに注意が必要です。

奄美地方は15日未明に台風の暴風域から抜け、現在、鹿児島県内全域が強風域に入っています。引き続き、土砂災害、強風、高波などに注意が必要です。

奄美市では14日夜、32.4メートルの最大瞬間風速を観測し、奄美市住用町では住宅の屋根の一部が強風ではがれました。

(住民)「初めて。こんな強い風。バリバリと聞こえて、屋根がやられたと思った」

宇検村と龍郷町でも、少なくとも5棟の住宅で屋根の一部がはがれるなどの被害が出ていますが、いずれもけが人はいませんでした。

停電も続いていて、奄美大島と喜界島のあわせておよそ1万130戸で発生しています。

また、瀬戸内町では14日夜、沖縄・辺野古のアメリカ軍基地の建設現場で作業をしている土砂運搬船が浅瀬で座礁しましたが、乗組員6人にけがはないということです。

交通への影響です。15日の海の便は甑島、種子・屋久航路の一部と、奄美航路で欠航が相次いでいます。空の便は、風の影響で鹿児島と喜界島を結ぶ1往復2便が欠航となりました。

この記事の関連ニュース