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鹿児島県内企業の景況感3期ぶりにプラス 夏休みやインバウンド需要増など

MBC南日本放送 2024年9月17日 16時14分

鹿児島財務事務所が県内の企業を対象に行ったアンケート調査の結果、今年7月から今月までの県内の景況判断指数は、3期ぶりにプラスとなりました。

調査は鹿児島財務事務所が資本金1000万円以上の県内の企業を対象に行い、103社が回答しました。

それによりますと、景気が「上昇している」と答えた企業の割合から「下降している」と答えた企業の割合を引いた指数は12.6で、前期のマイナス1から13.6ポイント上昇し、3期ぶりにプラスに転じました。

主な要因として、西之表市の馬毛島で進む自衛隊の基地整備など、公共工事関連の受注が増えていることや、夏季休暇やインバウンドに伴い旅客や貨物が活発化したことなどをあげています。

また、今後の景況感については、国際定期路線の回復・増便や、年末にかけてのお歳暮やふるさと納税需要などの高まりが見込まれることから、しばらくは上昇傾向が続く見通しだということです。

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