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鹿児島県警不祥事 百条委設置求め県民連合が決議案提出「真相明らかになってこそ再発防止に」

MBC南日本放送 2024年9月24日 16時7分

相次ぐ県警の不祥事を巡り県議会では百条委員会の設置が議論されていますが、県民連合は24日、設置を求める決議案を提出しました。

第二会派の県民連合は百条委員会設置を求め決議案を議長に提出しました。

県警の不祥事を巡っては警察情報を漏らしたとして逮捕・起訴された県警の前の生活安全部長は、「野川本部長が不祥事を隠蔽するよう指示した」と主張。一方の本部長は隠蔽を否定しています。

また、県警を管理する県公安委員会も、野川本部長などからの報告をもとに「隠蔽はなかった」としています。

真相究明のための百条委員会の設置については、最大会派の自民党が「裁判と並行しながらの設置は不可能」として反対し、現時点では見送られています。

決議案を受け取った松里議長は、丁寧に対応したいと述べました。

(松里保廣議長)
「この件については県民の関心があり、重要な問題なので丁寧に対応を議会でしていきたい」

(県民連合 福司山宣介会長)
「(これまでの議論などでは)真相究明には至らないこともある、各事案ごとに明らかになってこそ再発防止策もできる」

県民連合によりますと24日夕方に各会派の代表者会議が開かれ、議会運営委員会のスケジュールなど協議するということです。

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