天候不良で打ち上げを2度延期していたH2Aロケット49号機が、あす26日午後2時24分に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
機体は組み立て棟の中にあり、25日夜、発射地点に移されます。
打ち上げは天候不良でこれまで2度延期されていますが、25日に台風が発生したため、今回も延期されるのではと心配する声が聞かれました。
(孫が種子島に帰省中)「どうしよう。せっかく喜んできているのに、見せてあげたいのに。天気が良くなってくれれば。(帰りの)切符をとってあるから明日上がってほしい」
(名古屋から)「宇宙飛行士になりたい。明日ロケットの打ち上げがあるから見てみたい」「明日は飛んでほしいと思っている」
搭載されているのは政府の情報収集衛星「レーダ8号機」で、軍事施設の動向監視や災害時の状況把握に役立てられます。開発費はおよそ311億円です。
H2Aロケットは50号機を最後に、打ち上げ費用がおよそ半分のH3ロケットに移行する予定です。
MBCでは、26日午後1時半から打ち上げの様子をライブ配信でお伝えします。