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【台風情報】台風18号「大型で非常に強い」台風に 気象庁の予測詳しく 九州・沖縄に影響のおそれ【5日までの雨・風シミュレーション】台風進路予想

MBC南日本放送 2024年9月30日 15時14分

大型で非常に強い台風18号は、10月3日は、暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。その後、東シナ海に北上し、九州に接近し影響を及ぼす可能性があります。台風本体が離れていても大雨のおそれがあります。10月5日(土)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

気象庁によると、大型で非常に強い台風18号は、30日12時には台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡を時速10キロの速さで西北西へ進んでいます。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。


台風18号は、1日12時には「大型」ではなくなって「非常に強い台風」となり、南シナ海を中心とする半径80キロの予報円内に達する見込みです。中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルが予想されます。

2日9時には非常に強い勢力のまま、南シナ海を北にゆっくりと進み、中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルと予想されます。

3日には台湾に上陸する予想で、北北東に時速15キロの速さで進み、中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルと予想されます。台湾に上陸後、勢力が落ちるとみられています。

4日9時には、沖縄・八重山地方の北の東シナ海に達し、時速10キロの速さで北東に進む予想です。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルです。

5日9時には東シナ海に進み、中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルです。ゆっくりとした速さで北北西に進む予想です。予報円の範囲が広く、進路は定まっていません。東寄りに進めば南西諸島から九州に接近する可能性もあります。10月5日(土)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

離れていても大雨のおそれ

雨・風シミュレーションでは、3日(木)から5日(土)にかけて九州を中心に雨雲がかかる予想となっています。3日ごろには南西諸島から九州南部、九州北部、中国地方や四国地方まで発達した雨雲がかかる予想です

10月5日(土)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

気象庁の風・波の予想

[風の予想]
沖縄地方では、10月2日は、非常に強い風が吹く所があるでしょう。
▼10月1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  沖縄地方 15メートル (25メートル)
▼10月2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  沖縄地方 23メートル (35メートル)

[波の予想]
▼30日~1日に予想される波の高さ
  沖縄地方  5メートル うねりを伴う
▼10月2日に予想される波の高さ
  沖縄地方  6メートル うねりを伴う

[防災事項]
沖縄地方では、10月1日にかけて、強風やうねりを伴った高波に注意し、2日から4日頃にかけてうねりを伴う高波に警戒し、3日は暴風に警戒してください。台風の進路や勢力によっては、警報級の大雨や高潮となるおそれもあります。

10月5日(土)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

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