J2の鹿児島ユナイテッドFCは28日、ホームで水戸ホーリーホックと対戦。3ゴールの快勝で、12試合ぶりの勝利を果たしました。
3か月勝ちがない19位のユナイテッドFCは、28日、ホームで14位の水戸と対戦しました。
積極的にゴールを狙い続けたユナイテッドFCは、前半39分、鈴木が相手ゴール前で反転してシュート。その後、ドリブルで駆け上がり、圓道。
すると、前半43分。藤村のクロスに、有田稜。今季初ゴールで先制、1対0で試合を折り返します。
リードを広げたいユナイテッドFCは、後半開始直後、渡辺のロングボールを有田が折り返し、戸根がシュート。攻撃の手を緩めず、貴重な追加点を奪います。
しかし、後半15分、田中が2枚目のイエローカードで退場。1人少ない状態で残り時間を戦うことに。
それでも後ろに引かず、積極的にボールを奪いにいったユナイテッドFC。相手の再三のシュートを、粘りの守りでしのぐと…。
後半アディショナルタイムには鈴木がゴールを奪い、3対0で快勝したユナイテッドFC。12試合ぶりに白星を掴み、J2残留に望みを繋ぎました。
（有田稜選手）「うれしい、自分の得意な形だった。ナイスボールだったので、合わせるだけだった」
（浅野哲也監督）「うれしい反面、まだ何も勝ち得ていない。まだまだ厳しい状況だが、選手を信じて、皆さんを信じて、自分を信じて前に進むだけ」
順位は依然19位。残留を争う17位の大分も勝ったため、勝点差は10のままです。今季は残り5試合となりましたが、次の試合で17位大分が勝ち、ユナイテッドFCが敗れると、その時点で降格が決まります。
絶対に負けられない次の戦いは、10月6日・日曜日、アウェーで横浜FCと対戦です。