薩摩川内市と熊本県八代市を結ぶ肥薩おれんじ鉄道は、きょう10月1日から運賃を値上げしました。
肥薩おれんじ鉄道は1日運賃の改定を行い、普通運賃を40円から140円の値上げしました。
初乗り運賃はこれまでの190円から40円上がり230円になりました。1か月の定期運賃についても通勤・通学ともにこれまでの運賃から平均35パーセント値上げされました。
肥薩おれんじ鉄道は赤字が続き、県内43市町村でつくる市町村振興協会から財政負担を受けていて、値上げの理由について「沿線地域の人口減少や燃料の高騰など厳しい状況が続く一方で、安全運行に関わる設備投資を継続して実施が必要なため」としています。