今月は、女性の9人に1人がかかると言われる乳がんについて啓発するピンクリボン月間です。県庁にはきょう2日、シンボルのピンクツリーが設置されました。
(記者)「きょう設置されたツリーには、乳がん検診を呼びかけるピンク色のリボンが結ばれている」
県庁1階で開かれたピンクリボンツリーの設置セレモニー。NPO法人ピンクリボンかごしまのメンバーや県の職員らが、ツリーに乳がん検診の受診や早期発見を呼びかけるピンクリボンを結びました。
県によりますと、国内では女性の9人に1人が乳がんにかかるとされています。県は40歳から2年に1回の乳がん検診を呼びかけていますが、受診率は49.8%となっています。
乳がんは早期に発見し治療ができれば5年生存率が90%以上とされていて、県は2029年度までに受診率60%を目指しています。
(ピンクリボンかごしま 帖佐理子・理事長)「少しでも1日でも早く見つけて治療をしてもらい、元気で100歳を迎えてほしい」
県は、4日まで鶴丸城跡の御楼門を、2日と19日はアミュプラザ鹿児島のアミュランを、それぞれピンク色にライトアップし、乳がんの早期発見・治療を啓発することにしています。