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県警の抜本的改革求める陳情不採択に「改革を求めることは当然」も県議からは趣旨についての意見 鹿児島

MBC南日本放送 2024年10月2日 19時1分

県警の相次ぐ不祥事を受けて県議会にだされていた県警の組織改革などを求める県民からの陳情が、きょう2日不採択となりました。

県警では今年度、警察官3人が逮捕起訴され有罪判決を受けています。また、警察情報を漏らしたとして逮捕・起訴された前の生活安全部長は「野川本部長が不祥事を隠蔽するよう指示した」と主張。一方の本部長は否定しています。

県議会には「警察官による性犯罪や隠蔽などが相次いでいる。組織の抜本的改革を求めてほしい」などとする陳情が県民から22件出されていて、2日の総務警察委員会で陳情審査がありました。

(公明党 森昭男議員)「根本的な抜本的な改革を求めてくださいと言っている以上求めるべきと思うので採択でお願いします」

(自民党 鶴薗真佐彦議員)「必ずしも事実に基づくとは限らないことを前提とした趣旨の内容になっている。したがって本陳情は不採択での取り扱い」

採決の結果、「採択」3、「不採択」6で陳情は「不採択」となりました。2日は百条委員会設置を求める陳情も議会運営委員会で審査され、「継続審査」となりました。

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