衆議院議員選挙に向けた動きです。参政党は3日、鹿児島1区と2区に、新人を擁立すると発表しました。
参政党は3日、東京で会見を開き、今月行われる予定の衆院選で、鹿児島1区と2区に新人を擁立すると発表しました。
1区に擁立するのは、新人の昇拓真さんです。昇拓真さんは、大阪市出身の34歳で、大阪市で家電の買取などを行う会社を経営しています。父親が瀬戸内町の出身で、2022年の参議院選挙に鹿児島選挙区から立候補しましたが、落選しました。
1区にはこのほか、自民党現職の宮路拓馬さんと、立憲民主党・比例九州現職の川内博史さんの2人が立候補を予定しています。
2区に擁立するのは、新人の矢竹ゆかりさんです。矢竹さんは、北九州市出身の61歳で、大分県で生命保険代理店を経営しています。当初、大分3区から立候補を予定していましたが、鹿児島2区に変更しました。
2区にはこのほか、無所属で現職の三反園訓さんと、自民党・比例九州現職の保岡宏武さん、共産党新人の松崎真琴さん、日本維新新人の辻健太郎さんの4人が立候補を予定しています。
なお、現在の区割りになった2017年以降で、県内で1つの区で5人の出馬は最多となります。