曽於市のJR日豊本線・北俣駅近くの踏切で4日朝、列車とごみ収集車が衝突しました。ごみ収集車の作業員は「線路で車が動かなくなった」と話しているということです。
警察などによりますと、4日午前8時半すぎ、曽於市財部町のJR北俣駅近くの踏切で、普通列車と、ごみ収集車が衝突しました。列車の乗客18人にけがはありませんでしたが、23歳の男性運転士が足首に軽傷を負いました。
車には男性作業員2人が乗っていましたが、衝突する前に車から逃げ出し、けがはありませんでした。
列車は収集車の後方部分と衝突していて、警察は当時の状況を詳しく調べています。業者に委託している曽於市によりますと、作業員は「線路内で車が動かなくなった」と話しているということです。
この事故で、日豊本線は国分と西都城の間でおよそ5時間運転を見合わせました。