衆院選の公示までまもなく1週間となる中、鹿児島2区の自民党公認推薦を巡り、異例の事態となっています。県連は7日正午までに現職の保岡宏武さんと三反園訓さんのいずれかに決める予定でしたが、結論は出ませんでした。
衆院選・鹿児島2区の公認候補推薦を巡っては、比例九州現職の保岡宏武さんが自民党2区の支部長を務め、公認への申請をした一方で、無所属で現職の三反園訓さんからも「推薦を受けたい」と先週4日に連絡がありました。
これを受け、6日に開かれた県連の会議では2区が地盤の県議10人の意見が割れ、どちらを公認候補として推薦するか決まらず、森山裕県連会長と野村哲郎選対委員長に判断を一任していました。
しかし、党本部への申請期限だった7日正午までに判断は示されず、結論は出ませんでした。
(県連・吉留厚宏幹事長)「まだ結論は出ていない。慎重に協議をしている」
県連では15日の公示日よりまえに、できるだけ早く公認候補の推薦を2人のいずれかに決定する方針です。