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大隅地方では土砂災害に厳重警戒を

MBC南日本放送 2024年10月21日 17時1分

大隅地方では、22日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、21日夜遅くにかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

鹿児島地方気象台によりますと、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、高気圧縁辺の暖かく湿った空気の流れ込みにより、大気の状態が非常に不安定となっています。

このため、大隅地方では21日夜遅くにかけて雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大隅、種子島・屋久島地方では22日朝から昼過ぎにかけて激しい雨が降り、22日夕方にかけて大雨災害のおそれが続く見込みです。

また、22日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

21日午前4時からの降り始めから21日午後4時までの降水量は、肝付町内之浦で251ミリ、錦江町田代で99ミリ、肝付町前田で97ミリ、志布志で79.5ミリです。

21日午後3時までの最大1時間解析降水量は、肝付町付近でおよそ110ミリ降ったと見られます。

21日に予想される1時間降水量は多い所で、大隅地方で50ミリ、種子島・屋久島地方で20ミリ、22日に予想される1時間降水量は多い所で、大隅地方で30ミリ、種子島・屋久島地方で30ミリ、22日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、大隅地方で120ミリ、種子島・屋久島地方で100ミリです。

気象台は、土砂災害に厳重警戒を、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼び掛けています。

また、落雷、竜巻などの激しい突風に注意を、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼び掛けています。

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