今月27日投開票の衆議院議員選挙の不在者投票が鹿児島市立病院で行われています。入院患者らが1票を投じています。
不在者投票は、入院などの理由で投票日に投票所にいけない有権者が対象です。
不在者投票所が設置された鹿児島市立病院では、入院患者のうち363人に選挙権があります。33人が投票を希望しているということです。
投票所の開設は23日のみで、その後は投票箱を持った職員が各病室をまわりそれぞれが1票を投じる予定です。
(投票した入院患者)
「たった1票だがそれをいかすことができて感謝。働いている人が報われるようなところに入れられたらと1票入れた」
(鹿児島市立病院 坪内博仁院長)
「投票所に直接いけない状態の患者が多いが、可能な限り投票できる患者には投票してもらえれば」
県選挙管理委員会によりますと、県内には65か所の不在者投票所が開設されるということです。